インタビュー第7弾:医療福祉事業部part1

インタビュー

今回は医療福祉事業部で部長として働いている、高橋さんにお話を伺いました。
医療福祉事業部に関しましては7月&9月の2か月に渡ってご紹介しようと思います!

簡単な自己紹介と業務内容を教えてください。
医療福祉事業部・高橋です。入社26年目になります。入社時は在宅医療部の配送部門に所属しておりましたが、取引先の病院様からのご提案で医療介護について学ぶきっかけをいただき、知識と経験を積み、現在は医療福祉事業部の部長として日々働いております。
主な業務は、部署全体の管理、経営戦略、職員が働きやすい環境作りをしています。

↑この日は代理で退院調整会議に出席しました。ご利用者様が退院に向けて安心して生活を送ることができるように、ご家族・往診医・地域連携室の看護師さん・病棟の看護師さん・ケアマネジャーの方々と医療福祉事業部の2名で情報共有や意見交換を行いました。

―医療福祉事業部で働く方々の、それぞれの仕事内容を教えてください。
医療福祉事業部は4つの事業所からなります。
まず、1つ目の「訪問看護ステーションほっと(2008年4月開設)」は、主治医が「訪問看護サービスの利用が必要」と認めた方を対象としたサービスで、看護師や理学療法士など、主治医の指示に合わせ専門家がご自宅を訪問し、療養上のお世話や診療の補助を行います。
2つ目は「ヘルパーステーションほっと(2015年5月開設)」。ホームヘルパーがご自宅に訪問し、介護や日常生活上のお世話を行うサービスです。食事や排せつなどの介助を行う「身体介護」、調理や掃除などを行う「生活援助」をはじめ、ご自宅での生活に関するサービスや日常生活でのアドバイスをいたします。

3つ目は「居宅介護支援センターほっと(2008年7月開設)」。ケアマネジャーが介護全般のご相談に応じ、ケアプランの作成を行うサービスです。適切なサービスをご利用いただくために、ご利用者様の状態やご家族の要望をお伺いし、プランを計画したり、介護に関するあらゆるご相談に応じ、介護サービスのトータルサポートを行います。
4つ目は「HOTハウス(2005年7月)」。こちらは自宅での生活が困難な方を対象に、安心で快適な生活を楽しんでいただける入居型の施設です。もちろん、在宅酸素・呼吸器の方も入居可能です。最近はがん患者様の入居も受け入れています。大事にしている、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)をいちばんに考えたサービスをご提供いたします。

―医療福祉事業部の雰囲気を教えてください。
みんな仲良くいきいきと働ける職場だと思います。仕事柄、正確さを求められるが故にストレスがたまってしまうこともありますが、業務が落ち着いている時はリラックスして会話を楽しんでいます。明るい方が多いです!

―医療福祉事業部ならではのイベントなど、ありますか。
ありますね。HOTハウスのご利用者様に少しでも春夏秋冬を楽しんでいただくために、ひな祭りの時はちらしずしを振舞ったり、七夕の時は、ご利用者様はもちろん、職員と職員の家族も一緒になって短冊に願いを込めて笹飾りをしたり。一番好評なのは秋の「さんまパーティー」ですね。ご利用者様の、食べたい!という声に応えて、コロナ前は毎年開催していました。ご利用者様に視覚でも楽しんでいただくために、大きな窓の近くで職員がさんまを焼き、食べやすくほぐしてご利用者様にお召し上がりいただく。とても喜んでもらえて、私たちも幸せになれる最高のイベントです。
また、月に1度、誕生日会も開催しています。誕生月のご利用者様の食べたいもののリクエストにお応えしたり、職員全員で寄せ書きを書いたメッセージカードとケーキをお渡ししています。
ご利用者様に感謝の言葉をいただけること、笑顔を見れることが本当に嬉しいです。

―今後の目標を教えてください。
これからも、職員の皆さんが丁寧な看護・介護を提供出来るように、働きやすい環境作りには力を入れていきたいですね。また、ひとりひとりが主体的に考え成長できる職員を目指しています。そして会社の経営理念のひとつでもある「家族主義」の実現。職員はもちろん、職員の家族も明るく充実した生活と人生を送ることが出来るように、EBAグループを永続的に発展させていきたいです。

―最後に、お客様に向けて、医療福祉事業部のサービス紹介をお願いします。
ご紹介した事業の中に、ご自宅への訪問をおこなう、訪問看護、訪問介護があります。訪問看護ステーションは、看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が、在宅を中心に、24時間365日体制で運営しています。いのちと直結しているため、夜間・休日の緊急電話を持っている看護師さんは、その場で救急時の判断を迫られる責任が重たい仕事ですが、ご利用者様の事をいちばんに考えて行動してくれています。みんな素敵だなと思っています。
ご家族からも、心細かったけど看護師さんがそばにいてくれて、励まされた。そのようなお言葉を頂いております。わたしたちは、職員全体が人の気持ちに寄り添うことを大事にしている集団です。
訪問介護(ヘルパーステーション)を含めた各事業所については、9月に更新予定のインタビューpart2でご紹介させていただきます。よろしくお願いいたします。

<インタビューを終えて>
医療福祉事業部を訪問すると、皆さんがあたたかく迎えてくださり、とても嬉しい気持ちになります。ご利用者様とお話されている時も常に笑顔で楽しそうにお話されていて、ほっこりしました。高橋さんが「職員が働きやすい環境作り」に力を注いでいるからこそ、あの雰囲気を作ることが出来ているのだと思います。私自身もその姿を見習い、毎日の業務に励みたいと思います。
※スケジュールの都合上、part2の更新は9月となります。少し日にちが空いてしまいますが、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。<記事担当:ccc>